ポリマーブラシで低摩擦のさらなる高みへ
最先端の表面処理でさらなる高みへー。NOKの主力製品であるオイルシールやOリングをはじめとしたシール製品は、液体や気体を漏らさない密封(シール)性と、機械の省エネルギーに貢献する低摩擦性というトレードオフにある性能の両立を求められる。この性能を高めるため、湘南R&Dセンター(神奈川県藤沢市)を中心に表面機能、材料、形状などの研究開発を日々進めている。近年は世界的に注目される表面処理技術であるポリマーブラシの研究にも取り組む。短期的な成果だけでなく、中長期的な視野での研究を行い、シール製品の性能向上を追求する。