ゴムの技術で水素社会を実現へ

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FCの高度化に対応 セルシール

  • セルシール
  • バイポーラ型セパレータの構造図。上から「バイポーラ型セパレータ」「Caセパレータ」「Anセパレータ」「GDL」「MEA・サブガスケット」「GDL」「Caセパレータ」と層が重なっています。H2(青)とO2(赤)がそれぞれの経路を通り、H2O(紫)が生成される過程が描かれています。ガスケットとして「セルシール」も示されています。

画面を拡大してご覧下さい。

従来仕様のルーズガスケットと新仕様の一体化ガスケットの比較図。従来仕様の固定方法は接着による貼り付けであり、形状は伸縮するガスケット、MEA・サブガスケット、セパレータが含まれています。新仕様の一体化ガスケットには二つのタイプがあり、フィルムタイプでは成形による固定で、サブガスケット(樹脂フィルム)とガスケットが一体化されています。セパレータタイプでは、バイポーラ型セパレータとガスケットが一体化されており、接着層による固定が示されています。

培った技術を他製品に応用

松田 泰輔

NOK株式会社 NOK グループR&D FC Solution先行開発部 開発課

NOK入社後、技術研究部門で燃料電池用セルシールの技術支援を担当。2018年よりセルシールの開発に従事し、現在はカーボンセパレーター上へのガスケット成形技術開発に携わる。

記事内のデータ、所属・役職等は2024年9月現在です。

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