インドネシアで海外初の
「PV(パーパス・バリュー)ワークショップ」を開催
~国境を越えて “Global One NOK” へ~
2023年、NOKは社会における存在意義を表すパーパス(Our Purpose)と従業員の信条や行動指針となる4つのバリュー(Our Values)を策定しました。以来、国内のNOKグループ各社では、パーパス・バリュー(以下、PV)について考えを深め、私たちの判断基準として活用していくため、全従業員を対象に「PVワークショップ」を開催しています。2025年6月には、海外で初めてとなるPVワークショップがインドネシア・ジャカルタで開催されました。
世界中のグループ全従業員と価値観を共有

国や組織の垣根を越えて議論を交わし、マインドセットを再構築
海外では初開催となるPVワークショップには、中国、タイ、ベトナム、インドネシア、シンガポール、ドイツの各拠点から集まった、本部長以上の役職者39名が参加。PVを定めた目的が改めて共有され、自分たちの言葉でPVを説明する「Purpose/Values Deep Dive(日本語では「つまどう会議(つまりどういうこと会議)」)」などのグループ討議を行いました。国籍や業務内容もさまざまなメンバーが集まる中、PVという共通の価値観について活発に意見を交わし、理解を深めました。
グループごとに話し合った内容をまとめた模造紙には、PVをさまざまな視点で読み解いた内容が書き込まれ、充実した議論の様子が窺えます。また、国内のワークショップで日本の従業員がまとめた模造紙がスクリーンに映し出されると、参加者は真剣な表情でその説明に耳を傾けていました。
実践的な学びをもとに、グループ会社でPV活用を促進
中国のNOK (Wuxi) Vibration Control China Co., Ltd.から参加した徐 俊杰氏は、「PVを自分の言葉で語ることの重要性を理解しました。効果的に部下に伝えるための方法も学ぶことができました」と語ってくれました。
受講後のアンケートでも、「この内容を自分のチームに展開する意欲が湧いた」「研修を通してPVの共有が進むことで、会社全体が一体となって成長できる」「NOKグループの全員が互いを尊重し、各チームが協力してパーパスを達成できるようにしたい」「学んだ内容を自社に持ち帰ってさっそく活用したい」など、前向きな声が多数寄せられました。
多様な文化背景を持つ従業員同士が共通の価値観をもとに連携する土壌づくりを進めるため、今後も海外でのPVワークショップの開催を予定しています。そして「Global One NOK」として、グループ一体となりさらなる事業成長を目指していきます。